書くことのメリット紹介本かと思ったら違った『言語化の魔力/樺沢紫苑』
紙のノートにペンでなんでもかんでも書くことが好きなチュマです。「書く」ってことのメリットをもっと知りたいな~と思っていたところ図書館でこちらの本を見つけました。
読んでみた感想は、想像した内容と違っていたものの面白かった!精神科医ならではの考え方の解説がとてもためになる。鬱っぽい思考の時、モヤモヤがはれない日が続く人に是非お勧めしたい。以下覚えておきたいことを記録しておく。
ニュートラルでいよう
最初から諦めようとする必要もないし、「チャンスだ!」と無理して思い込む必要もない。事実と感情を分けて常に中立でいい。とくに鬱っぽい思考の時は思い出したい。ネガティブ・ポジティブで二分しなくていい。コップに半分入った水は、「半分も」とか「半分しか」って思わなくても、「半分水が入っている」でいい!
「なんで~してくれないの!」とクレクレ星人になっていないか?
「幸せになる唯一の方法は、他者貢献である」と、あのアドラーも言っているらしい。とくに自分の場合、妊娠してからとくに「なんでお皿洗ってくれないの?」「なんでごはんつくってくれないの?」「なんでもっと心配してくれないの?」と恥ずかしいくらい自己中なクレクレ星人になっていた…自分から何か与えようとしただろうか?いや、してない。つわりだから、身体が重いから、今は余裕がないから、と言い訳を並べて相手を思いやる気持ちが欠けていたんではなかろうか?自分のことは自分で満たし、相手への感謝を忘れないようにしたい。
ロダン「考える人」
悩みというのは、停滞状態であること。筆者が言うには、「考える人」のように座ったままでいることは健康的にもよろしくない、歩きながら考えなさい、と。これまたなるほど。ビジネスマンが思いつめたらサウナに行くように、身体を動かすことが大事なんだな。本を100冊読んでインプットするよりも、ひとつでもアウトプットして行動すること。
朝散歩はやっぱり取り入れたいな…ゴミ出しついでにやろう。
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『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』精神科医 樺沢 紫苑