引きこもりが実家の畑の草むしりを手伝ったら意外と気持ちよかった

一日中PCやら、スマホやら、テレビを見ている。

在宅ワークなので仕方がない、ということにしているが、運動や散歩すらしない。一日良くて3000歩、悪くて300歩。引きこもりに磨きがかかっている。

ところで、実家が畑を借りている。今はきゅうりなどの夏野菜を植えていて、私たちもネギを植えさせてもらっている。水やりは代わりばんこなので、今日畑行くよ～と伝えると、「草刈りをしてくれ」というので、頼まれた。

畑は、草を育ててるのか？と思うほどボーボーだった。無法地帯。一週間前はこんなんじゃなかったのに。いつもは、妊婦だからという免罪符を掲げて、旦那の畑作業を日陰から見守っているのだが、今日はさすがにそういうわけにはいかなかった。ということで、がんばった。

二時間くらい、二人で無言でむしった。途中、除草剤をばらまいてやろうかとイライラしたけれど、終わってみると、意外と気持ちがいい。「お疲れ様！」と言い合うのが心地いい。今日の風呂は気持ちいいだろうな～とか、帰ったらアイス食べよ～とか前向きメンタル。

そういえば、最近こういう疲れ方をしていなかった。PC作業の合間にスマホでYouTube。デジタル機器に囲まれて、身体を使っていなかった。

生ぬるい風が気持ちいい。人間って、長い歴史の間こうやって暮らしてきたんだよな。こっちの疲れ方のほうが、人は耐性があったりするのかな。

農家さん、いつも身体をはっておいしい野菜を育ててくれてありがとう。野菜たち、立派に育ってくれてありがとう。今日は、きゅうりとししとうと葉ネギを収穫して帰った。おいしくいただきます。